東北タイ 旅のパーツ(1)
バンコクからの道のりと移動の手段
東北タイへの道のり (1)列車 (2)バス (3)航空機
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移動の手段 (1)都市-都市、都市-近郊の街の移動 (2)街の中の移動
◆東北タイへの道のり
ここでは多くの人が利用する、バンコクから東北タイへの行き方を中心に紹介する。
(1) 列 車
バンコクのフアラムポーン駅から、東北タイへ右の図のように2系統の路線が通じていて、コラート・ウボン・コーンケン・ノーンカーイなど東北タイのおもな街まで簡単にアクセスできる。
バスより時間はかかるが、1人当たりのスペースは広く、車窓の景色を眺めながら、のんびりゆったりの旅も楽しい。長距離の移動も寝台を使えばラク。バンコクからの所要時間と運賃などをまとめておいた。
| 路線 |
目的地 |
バンコクからの 1日あたりの本数(所要時間 時間.分) |
運賃(B)※(下注)
|
| 特急 | 急行 | 快速 | 1等 | 2等 | 3等 |
| ウボン線 | ナコーンラーチャシーマー | 1 (4.20) | 4 (4.20-5.40) | 5 (5.20-5.50) | 230 | 115 | 50 |
| スリン | 1 (6.30) | 3 (7.00-8.15) | 5 (8.45-9.00) | 346 | 169 | 73 |
| ウボンラーチャターニー | 1 (8.30) | 1 (11.00) | 5 (11.20-12.00) | 460 | 221 | 95 |
| ノーンカーイ線 | コーンケン | 0 | 3 (7.40-9.10) | 2 (9.20-9.45) | 368 | 179 | 77 |
| ウドーンターニー | 0 | 3 (9.10-11.25) | 2 (11.35-12.00) | 457 | 219 | 95 |
| ノーンカーイ | 0 | 2 (10.00-12.10) | 2 (12.25-12.50) | 497 | 238 | 103 |
2005年9月現在
※(注)この他に各種料金が必要。(例)特急 100B、急行 80B、快速 60B。冷房 50〜120B。寝台 1等 400B、2等上段 100〜150B、2等下段 150〜240B など。
★hint 1:時刻表を入手する方法
@フアラムポーン駅の案内所で無料でもらえる。全線が載っている英語版と、各路線別のタイ語版があるが、英語版は優等列車などおもな列車のみの記載なので、鈍行列車で細かくまわりたい人はタイ語版がおすすめだ。なお、フアラムポーン駅以外でも置いてあることがあるので、窓口で訪ねてみよう。
Aインターネットでタイ国鉄のHPへアクセス→
http://www.railway.co.th/
★hint 2:切符を買う方法
近距離の3等なら当日駅の窓口で買えばよい。寝台や長距離移動なら、60日前からおもな駅で買える。東北タイの路線は、年始年末やソンクラーン休日は別として、当日でも買えることが多い。今のところ、ネットでの予約・販売はされていないので、どうしても日本から予約したい場合は、タイにある旅行会社に頼むとよい。
★hint 3:長距離列車の旅を楽しむ方法
@列車内や大きな駅では売り子がご飯・果物・飲み物といろんな物を売りに来る。その沿線の名産もあったりする。値段も全然高くないので、気軽に利用すると楽しい。食堂車付の列車もある(こちらはやや高め)。
A列車は、周りの人と仲良くなりやすい。とくに3等だと4人〜6人のボックスシートが多いので、周りの人とふれあう機会が多くなる。周りの人がお菓子や果物を分けてくれることがよくある。お礼にこちらもお菓子か飴をあげると、ことばは通じなくても一体感みたいなものができ、楽しさも倍加する。
(2) バ ス
公営バス会社 バンコクからの運賃と所要時間
| 目的地 | 運賃(B)※(下注) | 所要 時間 (時間) |
VIP バス | 1等 エアコン | 2等 エアコン |
| ナコーンラーチャシーマー | | | 122 | 4 |
| スリン | 385 | | 204 | 6-7 |
| ウボンラーチャターニー | 570 | 351 | 300 | 9-11 |
| コーンケン | | | 202 | 6.5 |
| ウドーンターニー | 500 | | 251 | 9 |
| ノーンカーイ | 545 | 416 | 273 | 10 |
| ナコーンパノム | 635 | 490 | 316 | 11 |
| ムクダーハーン | 590 | 445 | 305 | 10 |
2005年9月現在
※(注)最近の原油高の影響でかなり改定されている模様。 |
東北タイの各都市へは、バンコクのモーチット2ターミナルから乗車する。列車より速いし、本数も多いので、混み合う時期以外はたいてい当日切符を買えばいい。列車の通っていない街への直行バスもたくさん出ている。なおバスは公営バス会社(ボーリサット・コンソン・サータラナ)のほか、いくつかの民間会社もあってサービスを競っている。バンコクはともにモーチット2から出発する。他の街も同じバスターミナルから出ることが多い。
(3) 航空機
| 航空会社 | 目的地 | バンコクからの 運賃(B)※(下注) |
| タイ航空 TG | ウボンラーチャターニー | 1805 |
| コーンケン | 1425 |
| ウドーンターニー | 1700 |
| PBエア 9Q | ローイエット | 1720 |
| サコンナコーン | 2035 |
| ナコーンパノム | 2195 |
| その他 | 格安航空会社のノックエア(DD)がウドーンターニーに、エアアジア(FD)がウボンラーチャターニーとウドーンターニーに飛んでいる。 |
2005年9月現在
※(注)この他に空港税、燃料付加金などが必要。DDとFDの料金は予約の時期などの条件で異なる。 |
いちばんの利点はもちろん速いこと。バンコクから1時間前後でどこへでも行ってしまう。また、日本からバンコクへ着いて、隣の国内線ターミナルからその日のうちに東北タイへ入れるのも、時間のない人にはいい。日本で予約と発券が簡単にできてしまうことも魅力だ。難点は高いことと、空港はたいてい町から遠く、空港からタクシーかリムジンしかないこともあって、その分の交通費もかかることだ。
◆移動の手段
(1) 都市-都市、都市-近郊の街の移動
@列 車 昼間に走る列車は少ないので、事前に時刻表をよく見ておく必要がある。
Aバ ス おもな都市間では道路状況もよく、本数も多いのでさほど待たずに乗れる。いちばん便利な移動手段だ。
★hint 1:快適なバス移動のために
・ノンエアコンのローカルバスだと席は狭い。通路をはさんで2列-3列ということもあるし、混むと2列の席に3人座ったりするので、大きい荷物は持ち込まないほうがいい。大きい荷物は、トランクかバスの屋根に積まれるので、貴重品は預けないこと。
・初めての行き先は不安である。今自分がどこを走っているのか知りたい人は、バスの左側窓際の席に座ると、案内標識が見やすい。タイの道路は案内標識が充実していて、たいていはタイ語・英語併記になっている。
★hint 2:運賃の目安
ノンエアコンバスなら、1時間乗って20〜30B程度。エアコンが付くと1.5〜2倍になる。
★hint 3:その他の注意
・大きな都市ほど、バスターミナルが複数、郊外にあることが多い。ターミナルを間違えると時間とお金と体力・気力を消耗する。
・バスの行き先表示はローカルになるほどタイ語オンリーになる。目的地の地名が字の形からでもわかれば心強い。
・途中で降りる時は、必ず車掌に目的地を伝え、降ろしてもらうように頼んでおくこと。hint1のように、案内標識を見ておけば、さらに安心だ。
Bソンテウ ピックアップトラックの荷台に長いすを、進行方向に平行に2列設置し[タイ語で2=ソーン、列=テーウ]、さらに幌をかぶせた乗り物。バスが走っていないローカルな路線で走る。たいていバスターミナルかそのそばのソンテウステーションから出発する。バスより狭く、混み合うと景色も見えず、でこぼこ道を走ると腰にガンガン響く。日本のワンマンバスと同じように、降りる場所ではブザーを押すが、乗る時に運転手に降りたい場所を伝えておいた方がいい。
(2) 街の中の移動
@市バス ほとんどない。
Aソンテウ 市バスのように決められた路線を走る場合(その場合には、路線番号が掲示してあったり、行き先が表示してある)と、乗り合いタクシーのように同じ方面の乗客を乗せ、乗客の目的地を順番にまわる場合がある。道端で手を前方に差し出して止め、運転手に目的地を告げ、そこへ行くことを確認してから乗り込むこと。市内なら5〜15B程度。
Bトゥクトゥク、サムロー 三輪タクシーのことで、モーター付のものをトゥクトゥクとよぶようだ。
街によって形はいろいろだが、大きく分けると、バンコクのような「ミゼット形」、バイクの後ろに客席を付けた「サムロー発展型」がある。
初めての街へ行くと、その街のトゥクトゥクがどんな形かけっこう楽しみになる。モーターのないものは、自転車の後ろに客席が付いている。
(他の国へ行くと、客席が自転車の横だったり、前だったりする。)料金は交渉制で、市内なら20〜40B程度で行くはずだ。
Cバイクタクシー(モーターサイ・ラップチャーン) バイクの後ろにまたがっていくタクシー。市内以外にも、街道の交差点やバス停にもいる。