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'06 スローボートでルアンパバーンへ   旅日記から(3) -------2006年8月14日

どこまでも続くメコン clickで拡大 [行程]  フアイサーイ→(スローボート)→パークベン(泊)



内容 スローボート  白人満載で出航!   過ぎゆくメコンの眺め  パークベン
データ 



 スローボート フアイサーイの朝 clickで拡大   ニワトリの声で目が覚める。フアイサーイ、朝6時。夜半にスコールがあったせいか、空気がすがすがしい。町はもう動き始めていた。竹かごを抱えた女性がソンテウに乗っていく。GHの廊下に出るとメコンが見えた。今日から2日かけて、ルアンパバーンまでメコンを下るのだ。
  フアイサーイからルアンパバーンまでは、2日かかるスローボートのほか、1日(6時間)で走りきるスピードボートもある。スピードボートは速いが、狭いこと、騒音がすさまじいこと、また事故の危険性もあることから、今回はスローボートを選択した。
  GHで聞くと、出航は10:30か11:00、乗り場まで1キロという。メイン通りを町の中心と反対方向にぶらぶら15分ほど歩き、「ボート乗り場」の看板を左折すると港が見えてきた。乗船客を当て込んでか、雑貨屋や食堂がずらりと並ぶ。
フアイサーイ スローボート乗り場 clickで拡大  チケットはルアンパバーンまで 780Bだった。(値段は忘れたがキープ表示もあった。)その際、ノートにパスポート番号と名前を記入する。11:00出航という看板あり。そのあと、隣の建物で役人がパスポートをチェックする。これで手続きは終わり。港に下りていくと、独特の胴体の長い船が10隻以上停泊している。チケットに書かれている番号の船を探し、近くで荷物を積み込んでいる人に確認して乗り込む。出航まで2時間、数人しか乗っていない。スローボートは白人旅行者で混むらしいが、まだ大丈夫そうだ。荷物を置いて、眺めのいい食堂で休憩する。メコンを吹く風が心地よい。
写真フアイサーイ点景 (1)朝もや (2)GHからメコンが見えた (3)チケット売り場
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 白人満載で出航! スローボート clickで拡大  10時、隣に停泊していた高級船「ルアンサーイ号」が30人あまりの白人を乗せて出航した。ルアンパバーンまで2日、途中の食事・宿泊・観光がついて199ドルという(詳細はこちら→ http://www.asian-oasis.com/
Luang.html)。それを見届けて船に戻る。10:30になると席も埋まりだした。白人のグループが次々とデカい荷物を背負ってやってくる。(何であんな荷物になるのか、いつも不思議だ。全員がジャングル探検や登山するとは思えないが。)乗船客の7〜8割は白人だ。きのうフアイサーイの町ではこんなに白人を見なかったので、今朝チエンコーンから国境を越えてきたのだろう。
  出航時間の11時を過ぎても動かない。どうやらまだ客がいるようだ。11:30、胸に「NamKhon GH」のシールを貼った白人約10名が乗り込み、ようやく出航。もっと早く来いよ! 船には作りつけの木製の椅子(2人掛け)と、プラスチック製の椅子が置かれていたが、満席。座れない人は後部の座敷だ。きれいなトイレ1か所付き、飲み物も売っている。
船の中 clickで拡大 白人満載 clickで拡大  午後1時すぎ、割と大きな村で停泊。すると子どもたちが両手に一杯、飲み物や果物、ポテトチップスなどを持って売りに来た。白人たちはビールを買って瓶ごとラッパ飲みをする。女もするので正直驚く。変わらない景色に飽きだした白人たちは、グループを越え情報交換に花が咲く。それはいいとしても歌う奴、大声で馬鹿笑いする奴、あちこち歩き回る奴……旅行を楽しむことと公共マナーを守ることは別物だと思うが。
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 過ぎゆくメコンの眺め フアイサーイを通り過ぎる clickで拡大  船の中は風が抜けて涼しい。両岸はすっかり山。木々の緑がまぶしい。畑になっているところもあり、とうもろこしなどが栽培されていた。植林されているところもあった。メコンは茶色の水を満々とたたえている。流れは結構速い。おまけに浅瀬や岩が多く、川の流れは複雑で所々渦巻いている。川の両岸は木々がぎっしり生え、ほとんどスペースがない。たまに砂州があると、決まって水牛が数頭水浴びをしたり草をはんでいる。近くに村は見えないが、飼い牛なのか?
  忘れたころに村が現れる。村といっても簡素な家が数軒から十数軒固まっているだけだ。そこには必ず船着き場があり、小舟が何隻か係留されている。小さな子どもたちは歓声を上げて水遊びをし、船を見ると手を振ってくる。近くでは洗濯をしている女性、小舟で漁をしている男性もいる。メコンなしでは成り立たない暮らしだ。
途中の村 clickで拡大  時折、ブーンという低いエンジン音が聞こえたかと思うと、瞬く間にすさまじい大音響になる。スピードボートだ。すごいスピードで自分たちのスローボートを追い抜いていく。この時ばかりは乗客が一斉に音のする方を見、ニヤッと笑う。ヘルメットをかぶり窮屈そうに座るスピードボートの乗客に対する優越感だろうか?
  船は途中数カ所に寄港した。乗船する人は川岸でシャツや布を頭上でグルグル振り回して合図する。すると船は速度を緩め、停船する。桟橋はないので、狭い砂州に乗り付けるのだが、川の流れが速いせいか、かなり操縦は難しそうだ。そのため1か所に停船すると、10分以上余分に時間がかかることになる。
写真船からの眺め (1)フアイサーイ スピードボート乗り場 (2)途中の村その2 (3)途中の村その3 上へ戻る


 パークベン パークベンだ! clickで拡大  午後5時を過ぎて徐々に薄暗くなり始めると、風も一段と涼しくなる。もし明るいうちに着かないと途中の村で一泊らしい。その心配を吹き飛ばすように、左手に大きな町が見えてきた。今日の宿泊地パークベンだ。しかしまだ安心できない。これだけの人数が泊まるわけだから、宿は早い者順で埋まっていくのだ。
パークベンの船着き場 clickで拡大  砂州に停泊すると、30人はいる客引きが一斉に寄ってくる。白人たちがデカい荷物を受け取っているすきに、ササッと下船して人混みを抜けた。すると暇そうにしていた1人の客引きが寄ってきてGHを勧める。値段等の条件を聞いて、その客引き氏についていく。港から丘に向かってのびる道に沿って、食堂やGHがずらりと並ぶ。歩いている人も、地元の人と白人とが半々くらいだ。連れて行かれたGHは、2階建てで外見はきれい、中もまあまあ。ここに決めた。
  1階の受付に行くとスコール! 店先に古本と土産物を並べていた女性(たぶん、客引き氏の奥さん)が叫んでいたので、しまうのを手伝った。そのあとシャワーを浴びているとノックが。えっと思い、パンツだけをはいて応対するとさっきの客引き氏。明日の朝食のメニューと船の中のランチの注文を取りに来た。用意がいいなと思ったが、よくよく考えると、他の食堂にとられないようにするためかもしれない。この町パークベンは、タイ国境と世界遺産の観光都市ルアンパバーンとの中継点で、ほとんどの旅行者はここで1泊するだけ。それを見込んで供給過剰とも思える食堂やGH。競争は厳しいのだろう。
夜のパークベン clickで拡大  スコールが止んで夕食に出かけた。食堂も競争が激しいのか、呼び込みがかかる。でもメニューや値段はどこも似たものだった。
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【データ】 8月14日
朝食はGHで。コーヒーとフランスパン、パンケーキ。2人で 24,000K
8:30 GHを出発。スローボート乗り場まで約20分歩く。ルアンパバーンまでのチケット購入。780B。
近くの食堂で、バナナシェイク 1杯5,000K。雑貨屋でバナナと水を購入 10,000K
予定より30分あまり遅れ、11:35 出航。
途中、13:05ころ、14:30ころ、15:20ころ、16:00ころ、17:20ころ 計5か所に寄港。
17:50 パークベン到着。客引きに連れられ、徒歩5分ほどの Donevilasak GH に泊まる。300B。
19:00ころ 夕食 GH向かいの食堂で、揚げ春巻・タムマックフーン(ソムタム)・トムヤム(野菜のみ)・カオニャオ・ビアラオ2本・バナナシェイク。60,000K
1米ドル=10,000キープ(K) 1B=267K 1000K≒11.7円
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