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'86 東北タイ一周   旅日記から(2) -------2月28〜3月2日


[行程] 2月28日 アユタヤ→(列車)→コラート(泊)
3月1日 コラート市内見物(泊)
3月2日 コラート→(バス)→ピマーイ遺跡見学(泊)

内容 東北タイへの一歩  コラート市内見物  タイのアンコール=ワット2月28日〜3月2日のデータ



◆東北タイへの一歩 アユタヤ チャンカセーム宮殿 clickで拡大    28日は、午前中にホテル向かいのチャンカセーム宮殿(博物館)を訪ねた。展示品が雑然と置いてあった。係員は寝ていたり、しゃべっていたり……、のどかだ。客は自分だけしかいない。その後、ホテルを出て、鉄道でコラートへ向かった。東北タイ一周旅行の始まりだ。
   この旅行の前に集めた情報だと、東北タイ(イサーン)は田舎で何もないところ、生活も厳しい、という類のものが多かった。アユタヤから列車に乗ってしばらくすると、山越えになる。たしかにこの辺りは人里離れた地だったが、いざコラートに着いてみると、思った以上の都会だった。といってもバンコクとは全く違った空気が流れている。のんびり一人旅が楽しめそうだ。街を歩いて気づいたのは、バンコクと比べてはもちろん、チェンマイやアユタヤにくらべても漢字の看板がぐっと少ないということである。それだけ華人の割合が少ない(=田舎)ということなのか。とにかく、当時はろくろくタイ語が読めなかったので、漢字がないのは不安だった。
コラート ターオ=スラナーリー像 clickで拡大   ホテルに荷物を置いて、コラートの中心に位置する、歴史上のヒロイン・ターオ=スラナーリー像を訪ねた。この辺りは夜でも人出が多く、花や線香を買ってお参りしている人が多い。スラナーリー像もライトアップされ、華やいだ雰囲気だった。
※ターオ=スラナーリーの紹介はこちら →クリック

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◆コラート市内見物    3月1日、この日はコラートの見どころを見て回った。といってもそれほどの見どころがあるわけではないが。
   旧市街のワット=プラナーライはヒンドゥー教のナーライ神(ヴィシュヌ神)が祀られているが、公開されていないようだ。そこからやや離れたワット=サーラーローイへ向かうため、自転車サムローをつかまえ、7Bで交渉成立した。着いて10B札を出したら釣りがないと言う。細かいのを集めても6Bしかなかったので、サムローのおじさんは6Bに負けてくれた。
   昼食後は、ワット=スタチンダーの中にある博物館を見た。中は展示品が所狭しと並べられ、隅には仏像がほうきに混じって置かれている。博物館と言うより収蔵庫だった。
コラート ワット=サーラーローイ clickで拡大 コラート ワット=スタチンダー clickで拡大    この日くらいから朝晩が涼しい。夜外を歩くと少し寒いくらいだ。コオロギが鳴いていて日本の秋という感じだ。上にトレーナーを着込んで寝る。



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◆タイのアンコール=ワット    翌2日は「タイのアンコール=ワット」ともよばれているピマーイ遺跡をめざした。コラートのバスターミナルからピマーイ行きのバスに乗ると、出発前のバスに物売りが次々と乗り込んでくる。食べ物や飲み物はわかるが、財布や腕時計とかサングラスなんかローカルバスの中で買う人がいるのだろうか?(買う人がいるからここで商売やってんだろうけど……。)しまいには口上売りのおじさんが来て、マレーシアから運んできたというピンク色の布を売る。最初は250Bの物が最後には100Bに下がったが、やっぱり誰も買わなかった。
   バスターミナルを出たあとも満員になるまで市内のあちこちをまわっていったので、2時間くらいかかってようやくピマーイに着いた。バスの終点すぐそばのホテルに泊まる。このホテル、あまり客が来ないのだろう、最初の部屋は天井のファンを回すと水が飛んできて、次の部屋はファンが故障、3番目にしてやっと落ち着けた。
   ピマーイ遺跡はホテルから歩いてすぐのところにあった。このころは本物のアンコール=ワットなんて見られなかった。カンボジアでは親ソ・親ヴェトナムのヘン=サムリン政権とこれに敵対するポルポト派との内戦がいつ止むともなく続いていたのだ。内戦でアンコール=ワットもかなり被害を受けているという情報もあった。そんな思い入れもあったのだろうか、このピマーイ遺跡の規模と雰囲気に感動したものだ。修復はされていたが、回廊部分の石積みはひしゃげていた。レリーフが各所に飾られていたが、地面にもいくつか転がっていて、長い歴史の経過を感じさせた。
※ピマーイ遺跡の詳しい紹介はこちら →クリック

ピマーイ遺跡 プラートゥーチャイ clickで拡大 ピマーイ遺跡 南側楼閣正面 clickで拡大 ピマーイ遺跡 南側回廊正面 clickで拡大 ピマーイ遺跡 中心祀堂 clickで拡大

※ピマーイ遺跡の写真をもっと見る→→(1)中心祀堂の左側 (2)中心祀堂の裏側



   近くには野外陳列館があり、看板には「ピマーイ国立博物館」とあった。しかし、建物はなく、トタン屋根の下にヒンドゥー教や仏教関係のレリーフが雑然と並べられていた。入場料もなく係員もいない。近くで発掘された、3000〜5000年前の人骨も展示されていた。
   夕方、サイガーム公園まで歩いて往復した。変わった大きな木が気持ちいい木陰をつくり、夕涼みの人もいた。

ピマーイ遺跡 野外陳列館 clickで拡大 ピマーイ遺跡 野外陳列館 clickで拡大 サイガーム公園 clickで拡大 サイガーム公園 clickで拡大

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【2月28日〜3月2日のデータ】 2月28日
11:00 ホテル前のチャンカセーム宮殿(博物館)。入場料10B。
昼食 バミーナームとジュース 24B。駅までトゥクトゥク 10B。
13:06 アユタヤ駅発、17:30ころ ナコーンラーチャシーマー駅着。39B。
歩いて15分、Tokyo Hotel(東京大旅社)にチェックイン。ファン・シャワー・トイレ付1泊100B。
ターオ=スラナーリー像にお参り、線香代10B。そばの食堂で夕食 焼きそば・ビールなど65B。
3月1日
朝食 クイティヤオ 10B。
ワット=プラナーライ→自転車サムローでワット=サーラーローイ、6B。
徒歩で街まで戻り、昼食。クイティヤオとジュース。15B。
ワット=スタチンダー内の博物館 入場料3B。
ホテルで休憩後、夕食 カオパット 15B。
宿泊:同前 1泊100B
3月2日
11:00 バスターミナルからピマーイ行きのバスに乗る。14B。13:00ころ ピマーイ到着
ピマーイのバスステーションすぐ隣、ピマーイホテル 1泊120B。ファン・トイレ・シャワー付。
昼食 遺跡前の食堂 カオパット10B。
ピマーイ遺跡 入場料20B。徒歩20分、サイガーム公園へ。
夕食 ホテル隣の食堂 バミーナーム10B。
1B=約7円 上へ戻る


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