'07 ペッブリー・ラートブリー小旅行
旅日記から(2)
----2007年8月28日前半
[行程] ペッブリー市内(カオワン、カオルアン洞窟、寺院めぐり)(泊)
◇サルの戯れるカオワン(プラナコーンキーリー歴史公園) ◇カオルアン洞窟 データ
◇サルの戯れるカオワン(プラナコーンキーリー歴史公園)
ケーブルカーからの眺め
昨夜遅くに激しい雨が降ったが、朝は涼しいどころか、かえって蒸し暑い。ホテルのすぐ近くに、カオワン(王宮の山)への登り口があるが、その暑さの中、丘に登る気が起こらなかったので、ぐるりと反対側へ回り、ケーブルカー乗り場をめざす。途中の商店街では、ペッブリー名物の「カノム・モーケーン」(カノム=菓子、モー=鍋・パット、ケーン=タイのカレー。つまりタイカレーのパットで作ったお菓子、という意味)というカステラ様のお菓子を売っているが、この辺りからサルが闊歩していた。
15分ほど歩いて汗が出るころには、ケーブルカー乗り場に着いた。大きな駐車場、たくさんの売店と、思った以上に観光地然としているが、まったく閑古鳥が鳴いている。あとで売店のおばさんに聞いたところによると、土日はバンコクから来る客で大賑わいだそうだ。窓口で、ケーブルカー往復30Bと、歴史公園入場料40Bのジョイントチケットを買う。ケーブルカーは貸し切り状態だった。途中の景色はまあまあだが、木が多いので絶景というほどではない。
ケーブルカーを降りると、早速サルたちが出迎えてくれた。人間をまったく警戒してない。我が物顔で戯れている。歴史公園はかなり広く、丘の上一帯に広がっているが、標識と遊歩道が完備されており、迷うことはない。
プラナコーンキーリー国立博物館
宮殿群が博物館になっている
向こうの丘から見た宮殿群
最初に、プラナコーンキーリー国立博物館を見る。150年前の、ラーマ4世王の宮殿をそのまま使っているので、外見は古びているが、天井は高く涼しい。中にはヨーロッパ風の調度品がたくさん飾られていた。その近くにはドーム型屋根にガラス窓のついた建物がある。かつては灯台の役割を果たしたという。ここから、向こうの丘の上の大きなパゴダ、赤い塔と寺院がよく見える。そこへ向かっていったん丘を下る。
ペッブリーの町並み
5、6分も歩くと、先ほど見えた寺院・ワット=プラケーオなどのある丘に着く。振り返るとさっきまでいた宮殿群が見える。反対側はペッブリーの町。風に乗って何かの放送が聞こえる。ワット=マハータートの高い塔、泊まっているホテルも見える。列車が通った。遠くの緑色の丘はカオルアン洞窟だ。
最初の場所に戻って、博物館と反対方向に下りると、劇場の跡や砦があった。ケーブルカーで下りるつもりで往復切符を買ったのだが、売店のおばさんにそのまま丘を下りられると聞いたので、坂道を道なりに下りた。およそ5分でワット=カオワンというお寺に着いたが、犬がほえるので早々に立ち去った。さらに2分も下りると、泊まっているホテル側の丘の入り口だった。
旅のHINT ケーブルカー乗り場まで歩くことを考えると、カオワンホテル側の入り口から徒歩で登った方がよい気がする。もちろん楽したければ、バイタクでケーブルカー乗り場までどうぞ。
プラナコーンキーリー歴史公園 詳細・写真→→
◇カオルアン洞窟
ラックムアン
カオワンから下りたところに、きれいな公園がある。トイレがてら寄ってみると、ラックムアン(この町の基礎柱)を祀る祠があった。旅の無事をお願いする。トゥクトゥクを拾い、カオルアンの駐車場まで7、8分で到着した。ここでもたくさんのサルが迎えてくれた。
駐車場から階段を登ると、すぐ洞窟の入口があった。鍾乳洞だ。入口から今度は階段を下り、洞窟内へ入る。仏像数体が祀られる第1窟を抜け、広い第2窟に至る。天井にぽっかり穴が開いていて、ここから光が、水滴と落ち葉と一緒に落ちてくる。一番奥には金色の大仏とたくさんの仏像が置かれ、神秘的な雰囲気が感じられた。自分以外には、タイ人のガイドに連れられた白人カップルと、大仏に供える線香や花、お土産を売るメーチー(女性の出家者)2人のみ。白人夫婦を案内していたタイ人のガイドさんが「一緒にどうぞ」と言ってくれるが、大仏にお参りしていたら先に行ってしまった。メーチーたちはずっとおしゃべりに余念がない。
カオルアン洞窟(第2窟)
狭い入口を抜けて第3窟に入る。左手に大きな仏塔、右手にはなぜが赤色と青色の蛍光灯で照らされた仏像がある。暗闇には首のとれた仏像もあって、少々気味が悪い。
駐車場へ戻ると誰もいない。町に向かって歩き始めると、「スントンプー(※)ゆかりのタムチャン(チャン洞窟)はこちら。200m」という看板が目に留まった。行ってみると、藪の中のぬかるみ道で蛇が出そうだ。その洞窟は、天井に円形の穴があいていたが、とくに何もなかった。「チャン」とは、スントンプーの最初の妻の名前だが、こことどんなゆかりがあるのだろうか?
※スントンプー…1786〜1855年。タイの「詩聖」と称される詩人。ラーマ2世王やプラピンクラオ殿下(ラーマ4世の副王)に仕え、多くの作品を残している。酒好きで、酒ゆえの失敗も多いが、酒を飲むと次々と詩を吟じたと伝えられる。
カオルアン洞窟 詳細・写真→→
【データ】
9:00ころ ホテルを出発。徒歩15分の乗場からケーブルカーで、カオワン(プラナコーンキーリー歴史公園)入口。ケーブルカー往復30B、歴史公園入場料 40B(タイ人20B)。歴史公園の散策。
ソンテウでカオルアン洞窟まで。30B、7-8分。洞窟内見学後、近くのタム・チャン(チャン洞窟)を見学。
徒歩20分&バイタク10分、30Bでワット=ヤイへ。
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※100円≒28.2バーツ、1バーツ≒3.6円
