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山の向こうの600年の王都
ナーン
橋の上から見るナーン川 クリックで拡大 橋の上から見るナーン川
  チャオプラヤー川の最大支流・ナーン川が南北に貫流するナーン県は、タイ国北東端、ラオスとの国境に位置する。ナーン県のほぼ中央にあるナーン市まで、チエンマイからはバスで約6時間、いくつもの峠を越えてようやくたどり着く。そのためナーンは長い間半独立状態にあり、独自の歴史と文化が生まれた。
  青い山と清らかな川の流れ、そして穏やかな雰囲気を味わいに、ぜひ訪れてみたい。
 このページの内容 
◆見どころ紹介
◆町の来歴~ナーン略史
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◆見どころ
 市内の寺院・博物館など
 郊外の寺院
 山岳民族の村々
◆旅日記から(08年12月-09年1月)
◆旅のパーツ 交通/旅のヒント

◆見どころ紹介
市内の寺院・博物館など
有名なワット=プーミンの壁画 クリックで拡大
有名なワット=プーミンの壁画
町の中心部には、ナーン王国時代以来の数百年の歴史を持つ寺院が集まっている。
◇ワット=プーミン
◇ワット=プラタートチャーンカム
◇ナーン国立博物館
◇ワット=フアクワン
◇ワット=スアンターン
◇城壁あと
郊外の寺院
ワット=プラタートチェーヘン クリックで拡大
ワット=プラタートチェーヘン
ナーン川東岸にあるワット=プラタートチェーヘンは、14世紀の創建。ウサギ年の仏塔としても名高い。町の西の小高い丘に立つワット=カーオノーイからは、ナーン盆地を見渡すことができる。
◇ワット=プラタートチェーヘン
◇ワット=カーオノーイ
山岳民族の村々
モン族の正月 まりを投げ合う クリックで拡大
モン族の正月 まりを投げ合う
山がちのナーン県には、モン、ヤオ、ティン、ムラブリなどの山岳民族が多く暮らしている。 
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◆町の来歴~ナーン略史
(1)建国とプーカー王朝の時代
1282年ころ プーカー王 พญาภูคา がメコン川上流より民衆を率いてヤーン国(今日のナーン県ブア郡付近)を建国したという
13世紀末 プーカー王の次男・クンフォーン ขุนฟอง がウォラナコーン国(今日のブア市)を建国
・南方のスコータイ朝(1240ころ-1438年)との関係を深める
1353/54年 カーンムアン王 เจ้าพระยาการเมือง がスコータイの寺院建設に協力し、リタイ王から仏舎利と金銀のお守り仏を授かり帰国。ナーン川東岸のウィアンプーピアンにワット=プラタートチェーヘンを建立して祀る
1359/60年 カーンムアン王は、スコータイとの関係強化のため、都を南方のウィアンプーピアンに移す
1368/69年 パーコーン王 เจ้าพระยาผากอง は、干ばつに襲われた都に替わり、ナーン川西岸の現在のナーン市に遷都
1392/93年 パーコーン王とスコータイのマハータンマラーチャー2世が戦時の協力を誓う。両国の同盟は、1438年にスコータイがアユタヤに征服されるまで継続
(2)ラーンナータイ王国の支配
1449年 侵入したラーンナータイ王国(チエンマイ)のティローカラート王に服属。プーカー王家断絶
・文化面では、スコータイの影響が徐々に薄まり、ラーンナータイの影響が強まる
(3)ビルマの支配
1558年 ビルマのバインナウン王がチエンマイを占領。以後200年あまり、ナーンはビルマに服属。
ナーンは何度も独立をめざしてビルマに挑んだ。とくに1703/04年には、町や寺院が焼かれ、多くの住民が森の中に避難したり、ビルマの捕虜になり、町は荒廃した
(4)ラッタナコーシン朝時代--半独立国からタイ王国の一部へ
1788/89年 ビルマが指名したナーン国主アッタウォンパンヨー เจ้าอัตถวรปัญโญ は、バンコクのラーマ1世に服従。以後ナーンを再建するため、タイルー族をナーンへ移住させる
1893年 シャム危機(仏艦隊がチャオプラヤー河口を封鎖)。タイはメコン東岸を仏へ割譲。ナーンは仏領ルアンパバーンに接する国として重要性が高まる。
英仏帝国主義の脅威を受けたタイは、中央集権をはかるため、ラーンナー地方の統治を改革。バンコクより官僚を送り込んで来る
1903年 ラーマ5世はチエントゥンの反乱鎮圧の功にこたえ、ナーン国主スリヤポーンパリットデート เจ้าสุริยพงษ์ผริตเดช をナーン国王に任じた
1904年 ナーンの一部(サイニャブリー)を含むメコン西岸の一部を仏へ割譲
1931年 最後のナーン国主マハープロムスラターダー เจ้ามหาพรหมสุรธาดา の逝去にともない完全にタイの一県となる
1970年代 タイ国共産党がナーン県を拠点に活動
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