'99 サラブリー・スパンブリー小旅行 旅日記から(2) -------99年8月8日〜10日
[行程]
そのチャオプラヤーデルタ西部の中心都市がスパンブリーである(厳密に言うと、スパンブリーはチャオプラヤー川から分流したターチーン川、別名スパンブリー川に面している)。この街の歴史は古く、9世紀のドヴァーラヴァティー王国の時代から栄えていたらしい。アユタヤ時代はビルマ軍に備えるための前線基地となったが、1548年チャクラパット王がここで戦死するとビルマ軍に占領され、逆にアユタヤ攻撃の拠点になったりした。また、この地方の民話をもとにしてできたタイ古典文学の傑作『クンチャーン・クンペーン』(幼なじみの2人の男が1人の女性を奪い合うという話)の舞台でもある。
さらに10分ほど歩くと、ワット=プラシーラッタナマハタートがある。創建されて600年以上経つという古寺だ。まず目に入るのが、道沿いにある金色に塗られた大きな寝仏2体だ。まだ新しい屋根に守られて気持ちよさそうだ。隣の本堂もまだ新しい感じで、正面に大きな仏像、左右にはやや小さめの仏像がずらっと並び壮観だ。本堂の後ろには、高さが40m以上もあるプラーン型(クメール風、とうもろこし型)が建っている。これはかなり古いもので、16世紀のアユタヤ朝時代に創建されたという。子どもたちが何人か登って遊んでいた。その横に立つ、上部が壊れた仏塔も古いものだと思う。仏塔のさらに後ろには、壁がなくトタン屋根が穴だらけ、しかも焼けた跡まであるかなり古いお堂が建っている。奥にはやはり古そうな仏像がぽつんと寂しそうにたたずんでいた。昔の本堂なのか。
大きな本堂に入るとやはり大きな仏像が鎮座していた。高さは23m、珍しいのは椅子に座った姿であることだ。タイの仏像は降魔印を結ぶ姿が圧倒的に多いので、新鮮な印象を受けた。この寺院も広い境内を持ち、建物もたくさん並び、土産物屋も多い。この日は日曜日だからか、家族連れの参拝者も多く、たいへんにぎやかだった。
【8月8〜10日のデータ】
8月8日
8:50 サラブリーのバスターミナルからスパンブリー行きバスに乗車。36B。
11:30 スパンブリーのバスターミナルに到着。市場、ワット=プラループ、ワット=プラトゥーサーン、ワット=プラシーラッタナマハータートと歩く。門前の食堂で、クィッティオナーム(スープ入り米麺)とペプシ。20B。
ここからトゥクトゥクでワット=パーレーライまで、30B。帰りは乗合ソンテウでバスターミナルまで、5B。
14:50 スパンブリー発。エアコン付バスでバンコクまで。59B。
16:30 バンコク南バスターミナル(サーイタイ)到着。市バスを2本乗り継いで、18:30ころサヤームスクウェアに着く。6B+3.5B。国立競技場前のソーイ・カセムサーン1のGHプラーニーに泊まる。1泊300B。エアコンなし、シャワー、トイレ付。
夕食 サヤームスクウェアの食堂 Top Landで。ビール、カイトートクロープ(鶏の唐揚げ)、バミーパットタレー(海鮮焼きそば)。190B。満腹して寝る。
◆このTop Landという店は、安くておいしく、一人でも入りやすかったのでよく利用したのだが、その後無くなってしまった。残念だ。
8月9日
10:00ころ ホテルを出て、スアンパッカート宮殿まで歩く。25分ほど。その道すがら、アジアホテルそばの食堂で朝食。クィッティオナーム、スプライト、32B。ちょっと高いが、麺の量は結構あった。
◆朝食を食べていると、日本と同じ緑色の制服を着た「ヤクルトおばさん」が自転車でこの食堂にやってきた。現金と引き替えにヤクルトを10本ほど置いて、その隣の店にも5本ほど置いていった。ヤクルトの看板はバンコクでもよく見るが、ヤクルトおばさんは初めて見た。
スアンパッカート宮殿。入場料50B。
徒歩でプラトゥーナーム。プラプームにお参り。そごう横のMacで休憩。チーズハンバーガー19B、コーラ20B。バスでサヤーム、3.5B。MBKで買い物。
夕食 サヤームスクウェアの食堂(店名不明)で、店の看板に書いてあったソムタム(青パパイヤのサラダ)とバミーキャオクン(エビワンタン入りラーメン)、ビール 135B。
宿 前日と同じ。1泊300B。明日朝早いと言うと帳場のおじさんがモーニングコールをしてくれると言う。そういえば部屋に電話があった。
8月10日
6:00ころ 若いお姉さんの声で起きる。ホテルをチェックアウト。バスでフアラムポーン駅へ。3.5B。
7:05 フアラムポーン駅発。8:05ころ ドーンムアン駅着。5B。バンコク空港税500B。
10:00すぎ CX708便バンコク離陸。13:40 香港着。16:15 CX532便香港離陸。21:00 名古屋到着。
為替レート 1B≒3.1円