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  アユタヤ 見どころ紹介(2) 島内中心部 その2

  川に囲まれた川中島は、アユタヤ朝時代から今日に至るまで、この街の中心地として栄えた。王宮の東側一帯は重要な寺院が集まる一大宗教センターだった。今日では、崩れ去った寺院が遺跡らしい雰囲気を漂わせる地域である。  このページの内容 
4.ワット=プララーム
5.ワット=タンミカラート
6.ワット=マハータート
7.ワット=ラーチャブーラナ
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4.ワット=プララーム
ワット=プララーム クリックで拡大   王宮やプラシーサンペットとマハータート・ラーチャブラナとの間は大きな池のある気持ちいい公園になっている。その池(ブン・プララーム)のほとりに、トウモロコシ型のクメール様式の仏塔(プラーン)が建っている。池に映る姿が美しい。
 詳細   アユタヤ朝の開祖・ラーマーティボディー1世王を火葬し遺灰を祀るために、息子のラーメースワン王が建立した寺院とされる。
  また、沼地から土を王宮や寺院の建設地に運んだため、今日のような規模の池になったという。
  入場    7:30-18:30。
30B(タイ人10B)。
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5.ワット=タンミカラート
ワット=タンミカラート クリックで拡大  王宮の東に位置するこの寺院には、獅子がずらりと取りまく釣り鐘型のチェディー(仏塔)がある。アユタヤ朝後期の17世紀前半に建立された。塔の上部はなくなってはいるが、獅子はかなりよく残っていて、大きな口を開けたひょうきんな表情を振りまいている。遺跡であると同時に、僧侶が常駐する、現存の寺院でもある。
 詳細  言い伝えによればこの寺院の創建は古く、アユタヤ朝成立以前までさかのぼるという。チェディーの西側には大きな礼拝堂があり、大仏が安置されていた。現在は、他の寺院と同様に基壇と柱が残るのみだが、青銅製の大仏の頭部(高さ1.8m×幅1.4m)が礼拝堂跡から発見され、チャオサームプラヤー国立博物館で展示されている。四角張った顔は、アユタヤ朝初期の「ウートーン様式」の特徴を備えており、この寺院の歴史の古さを物語っている。獅子が取りまくチェディーはクメール風の意匠であることから、クメール風の美術が流行した、17世紀前半のプラサートトーン王のころ建てられたとされている。
  数年前訪れたときには、チェディーの南側に真新しい礼拝堂の建築中だった。現在は完成しているころだろうか。
  入場    無料
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6.ワット=マハータート
ワット=マハータート クリックで拡大   マハタートとは「仏舎利を祀る寺院」という意味である。かつて寺院の中心には、仏舎利を祀る、高さ50mのプラーン(トウモロコシ型のクメール風の仏塔)が建っていたが、100年ほど前に崩壊してしまった。プラーンを囲むように、いくつか状態のよい仏塔や、多くの建物跡が残されている。
  しかし何といっても有名なのは、木の根元に取り込まれてしまった仏像の頭部だろう。ビルマ軍によるアユタヤ陥落時に破壊された仏像の頭部が、木の成長とともに幹に包まれていったと考えられている。正面(東門)を入って左手の木の根元にあるが、単なる偶然とは思えない造形のためだろう、厚い信仰の対象となっており、いつも花や線香が手向けられている。なお、記念写真を撮る観光客も多いが、人間の頭が尊崇の対象である仏像より上にならないよう十分注意してほしい。無礼な観光客を見張る警備員(?)がいることもある。
ワット=マハータート クリックで拡大
 詳細  アユタヤ朝初期の14世紀後半、ボーロマラーチャーティラート1世王が建設に着手し、次のラーメースワン王の時代に仏舎利を祀る高さ38mのプラーンが完成した。アユタヤで最も重要な寺院の一つで、歴代の王が増改築した。17世紀前半のソンタム王のときにメインのプラーンが崩壊したが、1633年プラサートトーン王は以前より高い、高さ50mのプラーンを再建した。
  このメインのプラーンは、ビルマ軍のアユタヤ占領にも耐えたが、1911年ついに崩壊してしまった。1956年芸術局が発掘調査を行うと、崩れたプラーンの基壇から、7層になったチェディー型の小さな入れ物と、その中に入れられていた仏舎利が発見された。入れ物は現在、チャオサームプラヤー国立博物館に展示されている。必見だ。
  入場    8:30-16:30。
30B(タイ人10B)。
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7.ワット=ラーチャブーラナ
ワット=ラーチャブーラナ クリックで拡大   ワット=マハタートの北に、大きさも伽藍配置もそっくりの寺院が並んで建っている。中央には、アユタヤ朝初期の15世紀前半に建てられたメインのプラーン(トウモロコシ型のクメール風の仏塔)が堂々とそびえ立っている。その地下からは黄金製の宝物が多数発見され、チャオサームプラヤー国立博物館の展示品の目玉になっている。
ワット=ラーチャブーラナ クリックで拡大
 詳細   次の王位をめぐってチャオアーイとチャオイーの兄弟がこの近くで騎象戦を戦ってともに戦死した。その結果王に即位した弟のボーロマラーチャーティラート2世(チャオサームプラヤー王)が、兄たちの菩提を弔うため、遺体を火葬した場所に1424年、この寺院を建立したという。
  メインプラーンの東には、長さ63m×幅20mという大きな礼拝堂があった。今でも壁の一部や柱が残り、そこに施されたレリーフが美しい。
  プラーンには2層の地下室があり、壁画や黄金製の仏像、王権を象徴する神器、装身具等が発見された。その一部は盗掘されてしまったが、押収したものやその後の発掘調査で発見されたものは、現在チャオサームプラヤー国立博物館で展示されている。
  入場    8:30-16:30。
30B(タイ人10B)。
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