見どころ紹介(2)
メーホンソーン市内(2)
市場の隣のワット=フアウィアン、町の西の丘の上にそびえるワット=プラタート・ドーイ・コンムー。いずれも見どころのある寺院なので、ぜひ足を運んでほしい。タイヤイ(シャン)式の寺院は、これ以外にもいくつかあるので、散歩がてらお気に入りの寺院を見つけるのも楽しい。
◇ワット=フアウィアン ◇ワット=プラタート・ドーイ・コンムー
ワット=チョーンクラーン ワット=チョーンカム は
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◇ワット=フアウィアン (Hua Wiang)
チョーンの内部 ビルマ風の白い仏像
真新しい礼拝堂とチェディー
上半身人間で下半身獅子の守護神
チョーンカム池から北へ少し行ったところ、朝市の隣に位置する静かな寺院。境内にはいくつかの建物が建っている。
中心になるチョーンの建物は2階建てで、1階は僧の住居で、2階にはビルマ風の白い仏像が何体か祀られている。
チョーンの右手手前には、真新しい礼拝堂と、ワット=チョーンクラーンにあるような白と金色のチェディーがある。チェディーの四方には獅子が鎮座し、チェディーの中段には上半身が人間で下半身が獅子という守護神が守っている。これらは
ビルマや
タイのラムパーンで見たものと同じデザインだ。
ウィハーン=プラチャオプラーラケン(Phracao
Phlaalakaeng)
ウィハーン=プラチャオプラーラケン
早朝、霧の中のウィハーン
プラチャオプラーラケン
屋根の縁の細かい装飾
境内の古い建物
チョーンの右手、一段と目立つのがこの建物。2つの異なる形の塔がそびえる。黒い木の瓦で葺かれた屋根が何重にも重なり、縁には銀色のトタンの繊細な飾りが付いている。典型的なタイヤイ式である。まだ新しい建物のようで、木の色も美しい。
中に鎮座する仏像(プラチャオプラーラケン、またはマハムニモンコン仏)は、ビルマ・マンダレーの有名な
マハムニ=パゴダの本尊(かつて仏陀がその地に赴いて呼気を吹きかけたと伝えられ、たいへん厚く信仰されている)をモデルにしているという。メーホンソーンの人も厚く信仰している。
この仏像はマンダレーの仏師の手になるもので、真鍮製だが、顔の部分は黄金が混ぜられきらきら輝く。9つのパーツごとに鋳造され、パーイ川でこの町まで運ばれた後、ワット=プラノーンで組み立てられ、その後この寺院に祀られるようになった。
◇ワット=プラタート・ドーイ・コンムー (Phra Thaat Dooi Koongmuu)
大小2つの白いチェディー
ワット=プラノーン境内の階段
町の西の小高い丘の上に立つ。大小2つの白いチェディーは、まるでこの町を見守っているようだ。メーホンソーンの町のどこにいてもよく見ることができる。
この町で一番最初に建てられた寺院で、「ここに来なければ、メーホンソーンに来たことにならない」と言われるほどの名所。ここから見る町の風景と、反対側のビルマへ続く山並み、いずれも見落とせないものだと思う。
行き方
(1)徒歩
[a]ワット=プラノーンの境内から丘へ続く階段がある。登り口の両脇に大きな獅子が座っているのですぐわかる。草ぼうぼうで少し登りにくい。登り切ると金色の仏像が立つ。これを過ぎて少し行くと、[b]で述べる整備された坂道に出る。
[b]ワット=プラノーンから少し北、「カートカム」というショッピングセンターの近くに、立派なゲートがある。ここから山頂まで、つづら折の整備された坂道が続く。ゲートから山頂まで15分ほどでたどり着けると思う。
(2)自動車など
山頂まで道路が通じている。タイ人はほとんど車かバイクで来ている。
礼拝堂の仏像
大チェディーと礼拝堂
大チェディーと礼拝堂
仏暦2403(西暦1860-61)年に、タイヤイ族の商人チョーントーンスー(Coong Toong Suu)が寄進した。基壇は八角形、上部は円形の、モン様式のチェディーである。チェディーにくっついているウィハーン(礼拝堂)も同じときに建てられたもので、上述の寺院と同じような、何層もの屋根をもつタイヤイ式の建築である。
小チェディー
仏暦2417(西暦1874-75)年に、メーホンソーンの初代藩侯となったパヤー・シンナートラーチャーが、仏弟子モーガルラーナ尊者(目連 もくれん)の遺骨をビルマから請来して祀った。形は上述の大チェディーと同じである。
ここから見る景色
ドーイ・コンムーから見た町並み
ビルマへ続く山並みが
・町側の景色…正面にチョーンカム池とそのほとりの2つの寺院、左手には空港の滑走路が見える。メーホンソーンは周辺を山に囲まれた小さな町であることがよくわかる。
・町の反対側…「view point」という看板に沿って寺院の裏側にまわると、広場に出る。端には喫茶店やサーラー(東屋)があり、その辺りからビルマへ続く山並みが見渡せる。
いずれも夕方、日の沈むころが美しいと思う。町には灯りがつき始め、ビルマの山並みがオレンジ色に染まる。山あいには夜霧だろうか、それとも炊事の煙だろうか、うっすら白いもやがかかり始める。
コームファイ
コームファイとは、紙製の熱気球のことで、ろうそくに火をつけて紙製の行灯の中の空気を熱して空に飛ばす。北タイでは、11月のローイ・クラトーン祭りのときに飛ばすと聞いていたが、年末もたくさんの人が飛ばしていた。
その簡易版もあった。ヘリウム風船にろうそくを立てた小さなかごをつけて飛ばすというもので、色とりどりの風船が飛んでいくさまは、やはりきれいだった。
心配なのは、乾季にこれだけの「火」を飛ばすわけなので、山火事は大丈夫だろうか?と思ってしまう。帰国後、チエンマイではこれが原因の火事が起きること、そのためコームファイの打ち上げには制限があることを知った。
コームファイを空へ放つ
コームファイを空へ放つ
風船も飛んでいく