'04 ビルマ 旅日記から(5) -------8月26日
[行程] レンタサイクルでバガンをめぐる 1日目 バガン(泊)
シュエジーゴンパゴダ ティーローミンローとアーナンダの偉容
オールドバガンへ タビニュ寺院とその周辺
ミンガラゼディパゴダからの壮大な夕景 /この日のデータ
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※バガンのおもな寺院・パゴダの検索
@50音順 A年代順+歴史
シュエジーゴンパゴダ
GHで自転車を借りて(1日500K)、バガン見物へ出かけた。まず近くの
シュエジーゴンパゴダを訪ねた。駐輪料金10Kを払い中へ入ると、土産物屋のお姉さんが安物の蝶のブローチを胸につけてくれ、帰りに寄るように言う。パゴダは日の光を反射して金色に輝きまぶしいくらいだ。頂上の小さい鐘が風を受けてカランカランと涼しげな音色を送っている。ここはヤンゴンのシュエダゴンパゴダと並んで、ビルマでも有名なパゴダらしく、たくさんのお堂が建てられ、
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エビ色の僧衣をまとったお坊さんやビルマ人の参拝客も多い。
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出口で先ほどのお姉さんに捕まり、結局縁起物の漆塗りのふくろうを買った。そばの
チャンスィッター窟院
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ティーローミンローとアーナンダの偉容
ニャウンウーの街をあとに舗装道路を西へ走る。日差しは強いが風はさわやかで、自転車も意外に気持ちいい。しだいに道の両側に大小のパゴダや寺院が現れる。その中で左手に一段と大きな
ティーローミンロー寺院が見えてきた。13世紀初め、バガン朝第8代の同名王が建てた高さ47mの大寺院で、四方の入口の正面に仏像が置かれている
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ほか、仏画や装飾
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もよく残っていた。道の反対側には
ウパリテェン
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という戒壇院があって、中には美しいフレスコ画(ただし比較的新しく、17〜18世紀のもの)が描かれている。
少し行くと左手にまた大きな寺院が現れる。バガンで一番有名な
アーナンダ寺院である。高さ51mの金色の塔を乗せた建物は重厚だが、バランスがいいためか軽快な感じもする。
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ティーローミンローと同じように、四方の入口から入ると仏立像と対面できる。
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ここもビルマ人の参拝客が多く、とくに北口と西口は露店も多くにぎやかだ。
オールドバガンへ
アーナンダから再び幹線道路に戻り西へ行くと、バガンの旧市街の入口の
タラバー門に至る。外側には堀も残されている。本来は堀と城壁で囲まれていたのだろう。門の両脇には、バガンの守護神の兄妹のナッが祀られている。
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ここの木陰でしばらく休憩していると、このあまり広くない門を、自動車・自転車そして乗客を満載したトラックバスが意外にたくさんくぐっていった。
タラバー門から旧市街に入り、少し行ったところに食堂が何軒か並んでいる。その三叉路を右にずっと行って、エーヤワディー川に突き当たるところがけっこうにぎやかな広場になっている。
ここはトラックバスの乗り場でもあるようで、店が並んでいる。この広場の川に面したところに、卵形の
ブーパヤーパゴダ
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が建っていた。境内にはいると、大理石の床が日に照らされて熱いが、ここから見るとエーヤワディー川の雄大な景色が自分のものになる。
カメラ撮影料50Kと書いてあるが、寺院の外からも同じような景色が眺められる。今回は行けなかったが、ここから見る夕景も美しいそうだ。
先ほどの道に戻って今度は南へ行くと、壮大な
ゴドーパリン寺院が近づいてくる。高さ55mはバガン第2という。中の仏像の背後などに装飾が残されていた。
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正午をまわり暑くなってきた。そこで休憩をかねて
考古学博物館に入場した。きれいに手入れされた庭に、ビルマ風の真っ白な建物が建っている。
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入場料は、入域料とは別に3500Kも取られた。中は広いがあまり展示物はなく、ガランとした印象だ。閉まっている展示室もいくつかあるうえに、クーラーもなかった。その中で、ミャゼディ碑文(ビルマ・モン・ピュー・パーリの各語が刻まれている。いわばビルマのロゼッタストーン)、当時の壁画等から再現した女性の髪型(なんと55種類もあり、女性のおしゃれは古今東西を問わないものだ)、壺・レンガや仏像のタブレットづくりを示したジオラマなどは、興味がもてた。
タビニュ寺院とその周辺
タラバー門まで戻って近くの食堂で昼食をすませ、小休止。隣のテーブルの白人がビールを飲んでいたが、午後の行動を考えて飲みたい衝動をぐっとがまんして、かわりに絞りたての果物ジュースを飲んだ。これが意外においしく気分的に生き返った。
午後2時過ぎ、一番暑い中午後の部に出発。幸いタビニュ寺院の付近に見どころが集まっているので、移動距離は短い。まず、
シュエグージーパゴダに立ち寄る。暑いので土産物屋たちもパゴダの陰でゴロゴロしている。
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またそばでは発掘中の場所があり、柱や壁のあとがはっきり見て取れた。
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ちなみにシュエグージーとタビニュが並ぶ勇姿は見応えがあった。
ピタカタイという経蔵
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は何階建てにもなったかなり変わった様式の建物だが、カギがかかって中に入れなかった。経典はまさかここにはないと思うのだが。つづいて訪れた
タンドージャ石仏はおもしろかった。仏像の表面がはげてしまい、中のレンガがむき出しになってしまっているので、一瞬ぎょっとするが、当時どうやって仏像をつくったのかがよくわかる。
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そしてこの辺りで一番目立つ
タビニュ寺院へ。高さ61mはバガンで最も高いという。
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暑さにもかかわらず、けっこうビルマ人の参拝客が多く、露店もにぎわっている。中はガランとしていてとくにみるものはなかった。帰国後、2階に大きな仏像があると知った。2階へ行ける階段はあったが、たしか閉鎖されていた気がする。
ナトゥラウン寺院はバガン唯一のヒンドゥー寺院ときいて期待して訪れたが、痛みが激しく、外の壁に刻まれた神像もかなり欠けてしまっていた。
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地図をみると、
マハーボディパゴダを飛ばしてしまったことに気づき、昼食前に行ったブーパヤーパゴダの方へ戻った。インドのブッダガヤの仏塔を模した、バガンでは特徴のあるパゴダだった。
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ミンガラゼディパゴダからの壮大な夕景
午後4時をまわると、日差しも和らいで風が心地よくなってきた。今日のパゴダ巡りはこの辺にして、バガンに行ったら必見の夕景を見に、
ミンガラゼディパゴダに登った。まだ4時半なので、この有名な絶景ポイントのパゴダの上にもほとんど人はいない。1人地元の人だろうか、若い男性がパゴダの上でボーっとしている。目があってお互いほほえんだ。
パゴダの上はさらに風がある。西の方を見ればエーヤワディー川が、
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東の方はバガンの遺跡群が見渡せて、
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快適この上ない。日没までには時間があるので、涅槃仏のように寝転がって景色を堪能していると、この広大なバガンの遺跡と自分が一体になっていくような感覚だ。ネズミ色の身体に黄色いくちばし、羽根には白い線が入った小鳥が2羽、「クルクルクル・・・ヒヨヒヨヒヨ・・・チェチェチェ」と透き通るような声で鳴いている。こんなふうに鳥の鳴き声に耳を澄ます時間を長い間忘れていた気がする。ふと気がつくと虹がかかっている。先ほどの若い男性と指を差しあってまた笑った。
だんだん空が赤みを帯びてきた。鳥たちがねぐらへ帰っていく。学校や畑仕事から家へ帰る人も見える。
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かわりに登ってくる観光客が増え、パゴダの上はにぎやかになってきた。遺跡群がオレンジ色に染まっている。
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もう少しここにいたかったが、日没後はすぐ真っ暗になるので、6時少し前パゴダを下りた。自転車にまたがって、オールドバガンを通り過ぎ、タラバー門を抜けてニャウンウーまで帰路を急いだ。
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【この日のデータ】
GHで朝食後、自転車を借りて8:50ころ出発。1日500K。
★memo バガンの巡り方は、自転車と馬車があるので、人数やまわる場所などで上手に使い分けるとよいと思う。
(1)自転車:1日500Kくらい。自由気ままにまわれる。しかし、当たり前に暑いので、水分補給と健康管理は大切。ペットボトル入りの水は150K〜200Kだが、遺跡のまん中では売っていない(店がない、人がいない)。また幹線道路はOKだが、それ以外は未舗装で砂がけっこう深い所もあり、車輪が取られる。
(2)馬車:1日5ドルくらい。何より楽だし風情もある。ただスピードは自転車の方が速い気がする。
(おまけ)乗り合いのトラックバスが、ニャウンウー→オールドバガン→ニューバガンと走っているので、幹線道路沿いならこれが利用可能。時間や料金は不明。
ニャウンウー→オールドバガン→ミンガラゼディパゴダで夕景を見る、という予定。
午前中 シュエジーゴンパゴダから考古学博物館まで。
13:30 昼食、休憩。
14:15 午後の部に出発。シュエグージーパゴダからマハーボディパゴダまで。
16:30 ミンガラゼディパゴダに着いて登る。しばらくボーっと景色を眺める。
17:50 帰路につく。20分ほどでニャウンウーの街へ到着。
きのうと同じ食堂で夕食を食べ、GHへ帰る。
★memo 夕日を見たあとが問題だ。何しろすぐ暗くなるうえに、街灯もあまりないので、自転車(ライトはおそらくない)で行くときは、あらかじめ道をよく確認して、早めに帰ったほうがいいと思う。
両替1ドル=900K。100K≒12円
